白鵬が優勝 歴代最多に並ぶ

白鵬が優勝 歴代最多に並ぶ 大相撲九州場所は、横綱・白鵬が４場所連続３２回目の優勝を果たし、優勝回数で大横綱と呼ばれた大鵬に並び歴代最多となりました。白鵬 九州場所は２２日の１４日目を終えて、１敗で白鵬、２敗で横綱・鶴竜が追う展開でした。 千秋楽の２３日、白鵬は結びの一番で鶴竜と対戦しました。白鵬は立ち合いで鋭く踏み込むと、厳しい攻めで鶴竜に「寄り切り」で勝って１４勝１敗で４場所連続３２回目の優勝を果たしました。 白鵬は優勝回数で大横綱と呼ばれた大鵬に並び歴代最多となりました。 角界の父・大鵬に恩返しできた 歴代最多の優勝回数３２回の大鵬に並んだ白鵬は表彰式で目を閉じ、涙をこぼしました。 白鵬は表彰式でのインタビューで「ことばにならない。自分にとっての『角界の父』である大鵬さんの偉大な記録に並んで約束を果たし、恩返しができたと思う。この優勝に恥じないよう今後も一生懸命頑張りたい」と喜びを語りました。 優勝３２回の軌跡 白鵬は大関に昇進した直後の平成１８年夏場所で、優勝決定戦の末、当時関脇の雅山を破って初めての優勝を果たしました。 そして、平成１９年春場所で優勝決定戦の末、当時の横綱・朝青龍に勝って２回目の優勝を果たしました。さらに続く夏場所では初めての全勝優勝を果たし、場所後に横綱に昇進しました。 その後は朝青龍と激しく争い、２人で優勝を分け合う時代が続きました。平成２２年の初場所を最後に朝青龍が引退すると、１人横綱となった白鵬の優勝回数が一気に増えました。朝青龍引退の平成２２年から平成２３年にかけては、歴代１位に並ぶ７場所連続で優勝を果たしました。 その後も優勝を重ねた白鵬は、ことしに入って３０回の大台を突破すると、先場所は歴代２位の元横綱・千代の富士の３１回に並びました。そして、今場所で４場所連続３２回目の優勝を果たし、歴代最多の元横綱・大鵬の記録についに並びました。白鵬 数々の記録白鵬の歩み 白鵬はモンゴル出身の２９歳。１５歳で宮城野部屋に入門し平成１３年の春場所で初土俵を踏みました。 当時の体重は８０キロで成績は負け越しと苦いデビューでしたが、その後体が大きくなるにつれて急速に力を付けていきました。 新入幕は入門から３年後の平成１６年の夏場所で、天性の体の柔らかさに力強さも加わって順調に番付を上げました。 平成１８年の春場所後には２１歳の若さで大関に昇進。続く夏場所で初めての優勝を果たすと、１年後の春場所と夏場所で２場所連続で優勝し、場所後に横綱に昇進しました。 白鵬は右を差して左の上手を取るみずからの形に磨きをかけ、さらに組む相撲だけでなく相手を突き放しても勝つ「組んでよし離れてよし」のスタイルを築き、当時の横綱・朝青龍と競いながら優勝を重ねました。 平成２２年には初場所１４日目から九州場所初日まで連勝を続け、昭和以降では元横綱・双葉山が持つ歴代１位の６９連勝に次ぐ６３連勝をマークしました。 平成２３年には大相撲の八百長問題を受けて行われた技量審査場所で、ただ１人の横綱として１９回目の優勝をするとともに、歴代１位に並ぶ７場所連続で優勝を果たしました。 また、けがにも強く、横綱昇進してから休場がなく、横綱としての連続出場記録を現在も更新しています。 横綱に昇進して７年余り、数々の記録を打ち立ててきた白鵬は歴代の横綱たちが挑み続けた大鵬の優勝回数３２回に並びました。白鵬 カナダグース 2015 カナダグース 店舗 カナダグース レディース 人気 カナダグース レディース 取扱店 カナダグース レディース ZOZO