2014年12月4日星期四

ついに廃止! 最後のブルートレイン「あけぼの」“激セマ個室寝台”を堪能

ついに廃止! 最後のブルートレイン「あけぼの」“激セマ個室寝台”を堪能  ついにこの日が来たかと、いう感じだ。  2014年3月15日のダイヤ改正で、上野と青森を結ぶ寝台特急「あけぼの」号の廃止が決まった。夜に寝ながら移動する「ブルートレイン」の終えんといっていい。ブルートレイン  というのも、残る寝台特急はいずれも乗ること自体に魅力がある“クルージングトレイン”的な要素があるからだ。その最も顕著な例が、2013年10月に運行が始まった「ななつ星 in 九州」だろう。ななつ星の登場と入れ替わるようにあけぼのの廃止が決まったのは、単なる移動手段としての寝台特急が役目を終えたことを示している。  昔は当たり前だった寝台特急での移動。泣いても笑ってもこれを味わえるのはあと2カ月しかない。ノスタルジーを求め、廃止を控えたあけぼのに乗った。  今回乗車したのは、青森から上野へ向かう上り列車。青森駅を出るのが18時23分とずいぶん早い。乗車前に夕食をとるにはやや早い時間なので、列車内でのんびりと食べようと考えた。ところが事前に調べたところ、車内販売はもちろん、自動販売機さえないことが分かった。  上野までの所要時間は約12時間半。その間の食料を乗車する前に全て調達しなければならない。駅の横にある駅ビル「ラビナ」の1階に総菜店がいくつかあったので、そこで弁当などを買い込んだ。カツ丼、ビール、地酒……やや買いすぎた感もあったが、夜中にひもじくなるよりはましだ。  ちなみに改札からホームへ向かう途中の売店は18時を過ぎた時点ですでに店じまいしていた。食料は改札を通る前に調達しておくのが賢明な判断だ。ブルートレイン 6300円で個室空間を満喫と思いきや……とにかく狭い!  今回予約したのは、1人用B個室寝台「ソロ」。2段ベッドが向き合わせで並ぶ通常のB寝台と同じ6300円でプライベートな空間が確保できる“お値打ちクラス”。そう思っていたが、部屋に着いたとたん「これは失敗したかも」と思い始めた。  とにかく、狭いのだ。  ソロの構造はこうだ。まず車両の真ん中に通路があり、左右に部屋がある。部屋は上下2つに分かれている。部屋の大きさはというと、なんとかベッドが収まるサイズ。ベッドの一部が折りたたまれているので出入りができるのだが、いざ寝ようと思ってベッドを展開すると、もはや一寸のすき間もなく、ドアも開けられないという状況……カプセルホテルを想像してもらうと分かりやすい。  ちなみにソロにはいくつかのタイプがあり、北斗星で使われているタイプはもっとゆったりしている。ところが1両に17室だと採算がとりにくいため、あけぼのでは部屋の配置を改めて1両に28室を詰め込んだ。通常のB寝台は34のベッドが配置されているから、個室にするかどうかで採算効率は全く違うことが分かる。  国鉄末期からJR発足時にさまざまな個室寝台が作られ、多くのブルートレインに連結された。そのほとんどが廃止されたが、せっかく作った個室寝台車を別の列車に転用したケースは皆無に近い。個室寝台が売りの北斗星ですら、3両は通常のB寝台車だ。それだけ個室は採算性が悪いということだろう。ブルートレイン “最後のブルートレイン”はなぜ今まで生き残れたか?  余裕のない室内で荷物の格納に悪戦苦闘しているうちに、列車は静かに青森を離れた。最初の停車駅は新青森。わずか8分で着く。  1駅で降りる人もいないだろうが、決まりごとなのか、乗り換え列車の案内も入った。それによれば、約1時間後に東北新幹線「はやぶさ20号」東京行きがあるという。そのはやぶさは当日の東京行き最終で、23時4分に東京に着く。その日のうちに東京に着けるのだから、よほどブルートレインが好きでなければ、あけぼのを選ぶ理由はない。  速さでは新幹線に絶対に勝てないブルートレインが生き残る道は2つあるといわれていた。一つは「最終の新幹線よりも遅く出発し、始発の新幹線よりも早く着く」というもの。もう一つは「新幹線が走っていない小都市まで乗り換えなしで結ぶ」というものだ。  そういった意味で、あけぼのは3年半前に東北新幹線が新青森まで伸びたときから、その存廃が取り沙汰されていた。「これまでよく持ったなあ」というのが率直な感想だ。ブルートレイン  崖っぷちに立ちながらも、今まで持ちこたえてこられたのはなぜか。一つは新青森より先の弘前や秋田県の各駅からの利用。弘前発は19時2分で、新青森回りよりも20分ほど遅い時間。秋田だと秋田新幹線「スーパーこまち」の東京行き最終が19時9分発なのに対して、あけぼのは21時23分発と、2時間以上遅い。これならば新幹線と差別化できる。  もっとも、東京-秋田間は秋田新幹線なら最速で3時間45分。2014年のダイヤ改正ではこれが8分短縮され、3時間37分になるという。車内販売もない列車で一夜を過ごすくらいなら、少し到着が遅くても新幹線で行きたいと考えるのが自然な流れだ。今回廃止が決まった背景には、そんな要因もあったように思える。  あけぼのがブルートレインとしては最後まで残れたのには、もう一つ、幸運な環境があったと考えられる。運行区間が全てJR東日本管内だったことである。  ブルートレインの存廃問題でよく話題になったのが、分割民営化の弊害だ。例えば東京と九州を結んでいた列車の場合、運行区間はJR東日本、東海、西日本、九州の4社にまたがっていた。通勤電車をできるだけ多く走らせたいJR東日本、収益の柱である新幹線の乗客を伸ばしたいJR東海、といったように、各社の考え方はバラバラ。結果、ブルートレインのテコ入れについて協議が付かず、半ば放置状態のまま利用客が離れていった。ブルートレイン  ところが、あけぼのは首都圏から東北全域をカバーするJR東日本一社の担当だったため、さまざまな営業施策に取り組むことができたのだ。その象徴ともいえるのが「ゴロンとシート」の存在だ。  ゴロンとシートとは通常のB寝台から枕や毛布、浴衣といった寝具を省略したもの。その代わりに通常の座席扱いとし、6300円という寝台料金を不要とした(このため、券面は「上段」「下段」ではなく、「上席」「下席」という不思議な表記になる)。高速バスの人気ぶりを見ても分かるように、時間がかかっても安く移動したいというニーズは根強い。そこを狙ったのだ。  寝台料金が不要になるだけでもかなりの値下げになるが、さらに「ゴロンとシート東京往復きっぷ」という格安切符を発売。青森から片道8000円という安さで、高速バスで移動する客層を取り込んだ(残念ながら東京発の設定はない)。女性専用車両「レディースゴロンとシート」も連結しているあたりも、女性が多いという高速バスの客層をよく分析したものといえる。  車内をひと通り見て回ったところ、ゴロンとシートだけは満席だった。寝具はないが、仕切りカーテンは付いているので、他人の目を気にすることなく、しかも横になって寝られる。個室寝台と比べると快適性は落ちるが、6300円も安いならお値打ちだろう。ブルートレイン 秋田を出ると「おやすみ放送」が流れ、あとは寝るだけ  価格を下げるなら普通の座席車を連結する手もあったが、それをしなかったのがうまいところ。「横になれる」価値は高速バスには絶対に真似できないものだからだ。しかもJRにとってみれば、既存のB寝台車両を使うだけなので追加の投資も不要。新規投資できるほどの収益は生まなかっただろうが、“延命”効果はそれなりにあったはずだ。  これはあけぼの以外にも使える手法だと思われるが、前述の通り、JR各社の意見調整は難しかったということだろう。寝具を用意しないだけで6300円も安くできるわけはなく、実質的な値下げ。これが飲めるかどうか、各社で意見が割れたはずだ。ちなみに東京と出雲市、高松を結ぶ「サンライズ出雲・瀬戸」(JR東日本、東海、西日本、四国の4社を走行)では、横になれるカーペットカー「ノビノビ座席」が設定されている。これは全く新しいタイプの設備だったので、値下げとは捉えられなかったのかもしれない。  列車は秋田県内の小規模な駅におおむね10~30分おきにこまめに停車し、数人ずつ客を拾っていく。都会と違って街の光はほとんどないので、走行中は面白くも何ともないのだが、駅に停まると少しは街の様子が分かる。新幹線では停まらないような駅に、東京から乗り換えなしに来られるというのが、少し旅情を感じるところだ。あけぼのの廃止により東京への直通列車はなくなるが、大半の駅は夜行バスでカバーされている。  秋田に着いたのは、青森を出て3時間後のこと。新幹線ならそろそろ東京に着くころだが、こちらはまだまだ先は長い。秋田を出てほどなく、翌朝まで車内放送は控えるという「おやすみ放送」が流れ、車内が暗くなった。個室は特に関係ないのだが、飲む酒も尽きたことだし、意を決してベッドを組み立てる。これでもはや寝ることしかできなくなった。ブルートレイン おすすめはコスパに優れる「ゴロンとシート」  目覚めると、列車はすでに埼玉県に入っていた。寝ている間に列車は日本海に沿って南下。新潟県を経て、上越線経由で首都圏に入る。外は明るくなっており、上段の個室からだと、普段より高い視点から車窓が眺められて新鮮な気分だ。惜しむらくは上りに乗ってしまったこと。下りならば、朝に東北の自然が眺められて、より旅情が増したのではないかと感じた。  6時58分、朝の通勤ラッシュが始まる前に上野駅に到着。廃止報道が出る直前だったが、知ってか知らずか、多くの鉄道ファンが写真を撮りに来ていた。ホームに降りて車両を見て回ると、塗装が剥がれた客車もちらほら。これは先は長くないなと感じざるを得なかった。  乗ってみて分かったのは、地味でサービスレベルも高くないあけぼのだが、移動のさまざまなニーズに応える設備が用意されていたこと。多少高い料金を支払ってもゆったりと移動したければA個室寝台「シングルデラックス」、プライベート性を重視するならB個室寝台ソロ、開放感を求めるなら通常のB寝台、とにかく安くという向きにはゴロンとシート、といった具合だ。  おすすめはコストパフォーマンスに優れるゴロンとシート。今回乗車したソロはとにかく狭いのでおすすめできないが、今後これだけ狭い個室は登場しないと思われるので、話のネタに乗ってみるのはアリだ。  ちなみにあけぼのは3月以降も臨時列車として残るとされているが、過去の例から考えると、1年ほどで自然消滅するとみられる。また、個室寝台は連結しなくなると予想されるので、今のうちに乗っておいたほうがいいかもしれない。ブルートレイン グレゴリー リュック グレゴリー ビームス brady バッグ プラダ バッグ 公式 FURLA 財布 sprayground バックパック sprayground リュック クアトロガッティ 財布 シャネル 時計 レディース シャネル 時計 メンズ オメガ スピードマスター オメガ時計レディース

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